身近な虫たちの華麗な生きかた
虫だっていつか美しく
羽ばたくことを夢みている
地べたを這いながらも、いつか華麗に変身することを夢見てしたたかに生きる身近な虫たちを紹介する。精緻で美しいイラスト多数。
【解説: 小池昌代 】
「虫」というと、チョウやトンボやテントウムシのようにデザイン化されたり歌に歌われたりする愛らしい虫たちもいるが、日々地べたを這いずり回りながら地味に生きている虫たちの方が圧倒的に多い。しかし彼らもいつか華麗に飛び立つことを夢見て、必死に、そしてしたたかに生きている。その姿を精密で美しいイラストとともに紹介する。
ミツバチ―働き者は、おばあさん
アゲハチョウ―美しく舞う策略家
ジャコウアゲハ―毒を食らわば皿まで
モンシロチョウ―紋は黒いのに紋白蝶?
ナナホシテントウ―カラフルな水玉の謎
ニジュウヤホシテントウ―草食系は嫌われる?
イエバエ―ハエが手をする理由
ウンカ―武将の怨念
アメンボ―忍者もかなわない
ゲンジボタル―ホタルの光は何のため?〔ほか〕
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