早川タダノリ
( はやかわ・ただのり )1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。ディストピア好きが昂じて20世紀の各種プロパガンダ資料蒐集を開始。著書に『神国日本のトンデモ決戦生活』『原発ユートピア日本』(合同出版)、『「愛国」の技法』(青弓社)などがある。「虚構の皇国blog」http://d.hatena.ne.jp/tadanorih/などでも発信中。
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「決戦生活」「決戦型ブラウス」「決戦盆踊り」「勝利の特攻生活」「アメリカ人をぶち殺せ」…。凄まじい戦意昂揚キャッチフレーズ群に塗りつぶされていく戦時下の日本を、当時の雑誌やパンフレットをもとにユーモアを交えた文章で楽しく紹介。神がかりプロパガンダと大衆動員によって作り出されたグロテスクな反‐理想郷(ディストピア)がここにある。しかし、これは近未来の日本の姿ではないと言い切れるだろうか?カラー図版多数収録。
1 神々しき靖国の社
2 日本よい国
3 称えよ八紘一宇
4 勝ち抜く決戦生活
5 すべては勝利のために
6 言霊の戦争
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