高木学校
( たかぎがっこう )原発の危険性を訴え続けた核化学者の故・高木仁三郎が、市民の立場から問題に取り組む市民科学者を育成するために1998年に創設した団体。本書はその中の医療被ばく問題研究グループ他(下記のメンバー)が執筆。崎山比早子(医学博士。東京電力福島原子力発電所事故調査委員会〔国会事故調〕委員)。瀬川嘉之(NPO法人シューレ大学非常勤講師)。奥村晶子(薬剤師)、山見拓(エネルギー管理士)、高木久仁子(認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金事務局長)。
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そのレントゲン検査、本当に必要?日本では健康診断や検査での医療被ばくがとても多い。しかし、乳房はエコー検査、胃は胃カメラなど他の方法もある。「その検査は最良の検査方法か?」を医師と相談しよう。放射線の被ばく量は通常、胸部30、乳房マンモグラフィ400、胃3100、PET4400、腹部CT6800μSvにもなる。文庫化にあたり、311以降の被ばく状況を大幅加筆。
第1章 医療被ばく、なにが問題?
第2章 放射線検査のリスク
第3章 気をつけたい妊婦と子どもの被ばく
第4章 放射線をあびると…
第5章 放射線の生物への影響
第6章 無用な被ばくを減らすには?
第7章 東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐって
第8章 放射線あれこれ
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