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ちくま文庫

脇役本 増補文庫版

映画や舞台のバイプレイヤー七十数名が書いた本、関連書などを一挙紹介。それら脇役本が教えてくれる秘話満載。古本ファンも必読。解説 出久根達郎

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43494-4

Cコード

0174

整理番号

-49-1

2018/04/09

判型

文庫判

ページ数

544

解説

内容紹介

旧作映画や往年の舞台で活躍した名脇役たち。かれらに関するたくさんの著書を古本の山から見つけ出す。知られざる素顔や、専門家顔負けの意外な分野での研究、波乱にとんだ生涯などを紹介する。加東大介、志村喬、古川緑波、芦田伸介、徳川夢声、浪花千栄子、伊藤雄之助、岸田森、若水ヤヱ子など七十数人のバイプレーヤー、二百数十冊の本が大集合。単行本を大幅増補。

目次

1 そして誰もいなくなる(二十二歳の日記から―山形勲
福田屋書店の店先で―小林重四郎 ほか)
2 文士の愛した個性派たち(熱海にて亡友を憶ふ―上山草人
トウさんの還暦祝い―薄田研二 ほか)
3 ふるほんに読むバイプレーヤー(銀幕小杉劇場―小杉勇
チャンバラオペラ―秋月正夫 ほか)
4 趣味本あれこれ(竿にも珈琲にもこだわります―山村聰
廓の通人―二代目市川小太夫 ほか)
5 まだまだ脇役本 文庫版増補(三代目はバイプレーヤー―野口元夫
ヴェス単の味―河原侃二 ほか)

著作者プロフィール

濱田研吾

( はまだ・けんご )

1974年、大阪府生まれ。ライター。京都造形芸術大学芸術学科卒業。おもに映画、放送、広告、鉄道、福祉、市民活動、食文化について取材・執筆。著書に『徳川夢声と出会った』(晶文社)『三國一朗の世界 あるマルチ放送タレントの昭和史』(清流出版)『鉄道公安官と呼ばれた男たち』(交通新聞社新書)、編著に『夢声戦中日記』(中公文庫)など。

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