エンジニアリングの真髄 ─なぜ科学だけでは地球規模の危機を解決できないのか

ヘンリー・ペトロスキー 著 , 安原 和見 翻訳

技術は科学の、
はるか先を行く!

科学は高尚で、工学は泥臭い? 否、飛行機やロケットなど、最先端のものが生み出されるとき、エンジニアリングは科学を遙かに先行する。相克と協働の現場に迫る!

エンジニアリングの真髄 ─なぜ科学だけでは地球規模の危機を解決できないのか
  • シリーズ:単行本
  • 3,300円(税込)
  • Cコード:0051
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2014/03/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-480-86077-4
  • JANコード:9784480860774
安原 和見
安原 和見

ヤスハラ カズミ

安原 和見(やすはら・かずみ):翻訳家。東京大学文学部西洋史学科卒業。訳書にエリオット・ヒギンズ『べリング・キャット』(筑摩書房)、マティザック『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』、グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』(以上、ちくま学芸文庫)、『フレドリック・ブラウンSF短編全集』(全4巻、東京創元社)他多数。

この本の内容

“科学のほうが高尚”、“エンジニアリングは泥臭い”―一般には古くからそんなイメージがある。ロケット打上げも「成功すれば科学者の手柄、失敗すればエンジニアのミス」と評価されかねない。科学とエンジニアリングの間には、緊張関係の歴史がある一方で、対等なパートナーとして世界を発展させてきた共闘の歴史もある。本書はそうした歴史を、有名企業における研究開発や国家プロジェクトなど、多くの実例で読み解く。そして、気候変動や惑星衝突のような地球規模の問題に立ち向かうとき、何が科学者とエンジニアに求められるのかを探る。

この本の目次

遍在する危険
エンジニアリングはロケット科学
ドクターとディルバート
どちらが先か
発明家アインシュタイン
減速バンプ
研究と開発
開発と研究
代替エネルギー
複雑系
ふたつの文化
不確実な科学とエンジニアリング
偉業と課題
エンジニアリングを表彰する

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