一文字が単語として機能する漢字には、多大な情報を込めることが可能です。この点では、音を構成する要素を示すだけのアルファベットや発音だけを表示する文字である仮名は、足元にも及びません。そのように凝縮度の高い文字によって構築される表現には、当然のことながら表面的な字面からでは計り知れない深い思いが込められています。
①各文章の最初に略年表を示して、その文章が話題にしている年代、または執筆された年代を示しました。
②故事成語の意味を示しました。
③本文の理解を助ける図版を豊富に掲載しました。
④各文章末に、文章の理解を深め、学習の目安となる「読解」「句法」を掲載しました。
⑤同じ故事成語を扱った違う出典の文章を適宜掲載しました。
⑥本文の理解を助ける文章を「参考」として適宜掲載しました。
⑦漢文に関する知識事項をまとめました。
⑧本文で扱うことができなかった故事成語を一覧の形で掲載しました。
⑨別冊で、「書き下し文」「現代語訳」などを掲載しました。
⑩各教材には「評価問題」が用意されています。