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研究成果も踏まえた、
詳しくわかりやすい古典文法
詳説 古典文法 改訂版
井島正博 編著・伊藤博美・仲島ひとみ 著
978-4-480-91737-9 本体680円+税
従来の文法書では闇雲に暗記させていた事項が、本書の解説で論理的に納得できるようになります。最新の研究成果も踏まえて高校生の知的好奇心を喚起する本格派。
指導用資料(冊子) 補充問題データ(CD-ROM)完備
編者のことば
江戸時代の国学者、本居宣長の著書に、古今和歌集を当時の現代語に訳した『古今集遠鏡』という本があります。古典文法とは、まさに遠鏡(望遠鏡)のように、古代の人々が書いた文章を現代人にもありありと理解できるようにするためのツールです。それを通して千数百年続く日本の文化に直接触れることができるのです。しかしそれには若干の努力も必要です。確かに古典語は現代語へとつながる自国のことばではありますが、千年も前のことばを理解しようというのですから、外国語を習得するのと同じくらいに、文法と語彙とを身につけておく必要があります。子供の頃の母語の習得は無意識のうちに行われますが、成長してからのことばの習得はある程度の努力を要します。しかしそれによって開かれる古典の世界の豊穣さを思えば、それ以上に見返りのある努力の投下なのではないでしょうか。
目 次
内容見本
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