恋する文楽

恋に命をかけた男と女の行末や、親子の情を捨て忠義に殉ずる姿に何故か涙が流れてしまう。古典芸能の魅力をやさしく紹介する。

恋する文楽
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0174
  • 整理番号:ひ-13-1
  • 刊行日: 2003/02/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-03803-5
  • JANコード:9784480038036

この本の内容

三味線がデンと鳴り、太夫の口から最初の音がこぼれたとき、人形にはもう命が漲っているのだ―。心中への道行きに、仇討ちにすべてを賭ける人々に、観る者は何故か涙が流れてとまらない。これぞ芝居、これぞ文楽!いま、静かなブームを呼んでいる古典芸能の世界へと読者を御案内します。

この本の目次

第1章 わが愛しの文楽(男は過去を、女は未来を見た―『曽根崎心中』
忠義という名の理不尽―『伊賀越道中双六』 ほか)
第2章 文楽の男たち(黒衣の誘惑
「出す、出さない」の禅問答 ほか)
第3章 文楽追っかけ日記(五月 東京・国立劇場
五月 湯布院文楽 ほか)
第4章 文楽の新しい波(若き挑戦者たち
食わず嫌い、ちゃう? ほか)

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