ヒトはどうして老いるのか ─老化・寿命の科学

田沼 靖一

生命にとって「老い」と「死」とは何か。生命科学の成果をもとにその意味を問いながら、人間だけに与えられた長い老いの時間を、豊かに生きるためのヒントを提示する。

ヒトはどうして老いるのか ─老化・寿命の科学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0245
  • 整理番号:381
  • 刊行日: 2002/12/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-05981-4
  • JANコード:9784480059819

この本の内容

ほとんどの生き物は、必ず死ぬ。生命進化三八億年の歴史のなかで、なぜ生命は死を獲得したのだろうか。ヒトはまた、死とともに長い「老い」の時間を授けられた。宿命ともいえるこの時間を、どのように生きたらよいのだろう。本書では、老化と寿命の生物学による最新の知見から「老い」と「死」をとらえ直し、急速に進む高齢社会を、いかにして健康に、自在に生き抜いていくか、サクセスフル・エイジングのヒントを考える。

この本の目次

第1章 「不老不死」の夢(可老可死とクローン
高齢社会 ほか)
第2章 「老化」はなぜ起こるのか(個体の老化
老化学説 ほか)
第3章 「死」はなぜあるのか(加齢と個体の死
死の起源 ほか)
第4章 「寿命」はいかに決まるのか(個体の寿命と細胞死
二つの細胞寿命 ほか)
第5章 「老い」の意味を問う(抗加齢医学
生命とアイデンティティ ほか)

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