老人は荒野をめざす

嵐山 光三郎

すぐ隣にある死を意識し、亡くなった多くの友を悼み、生きている者は、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます老年エッセイ集。

老人は荒野をめざす
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:あ-26-14
  • 刊行日: 2024/04/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-43948-2
  • JANコード:9784480439482
嵐山 光三郎
嵐山 光三郎

アラシヤマ コウザブロウ

嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。

この本の内容

「不良定年」を標榜してから幾星霜。西行、芭蕉、きだみのる…「荒野をめざしたひとびと」を想いながら、今も歩み続ける日々。すぐ隣にある死を意識しつつ、亡くなった友を悼み、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます。終刊した「週刊朝日」で26年間続いた人気連載「コンセント抜いたか」最後の3年間より精選した老年エッセイの粋。文庫オリジナル。

この本の目次

はじめに 荒野をめざすひとびと
第1章 さらば思い出
第2章 老人は荒野をめざす
第3章 いつ死んでもよくない
第4章 「終刊」を越えて生きるのだ
あとがき モロッコ・ジャジューカ村へ行く

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