女たちの銃後

女たちの銃後
  • シリーズ:単行本
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/01/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:264
  • ISBN:4-480-81237-7
  • JANコード:9784480812377

この本の内容

15年戦争下、女たちは国防婦人会に解放と平等の夢みた。再び〈銃後の女〉にならないために、女たちの歩みをたどり直し、その内面に光を当てる評論集。

この本の目次

1 〈銃後〉への胎動―1930年代の女たち(死の誘惑―三原山・自殺ブームをめぐって
エロ・グロ・ナンセンスから白いかっぽう着へ)
2 〈銃後〉の組織化―国防婦人会を中心に〈銃後の女〉への総動員
(国防婦人会、その幻想の〈革新〉性
国防婦人会の解散と大日本婦人会の成立)
3 それぞれの〈銃後〉(奥村五百子―〈軍国昭和〉の先導者
高群逸枝―その皇国史観をめぐって
八木秋子―屹立する精神
長谷川テル―矛盾を生きぬいたエスペランティスト)
4 女たちの8月15日―〈銃後〉の終熄(還ってきた〈息子〉
家計簿のなかの「8月15日」
〈移民の村〉の女)

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