言いたいことがありすぎて

「原爆の図」以来、夫の位里氏と多くの反戦画に打ちこんで来た著者が、現状に危機感を抱き「自分の命を企業や国に預けてはならない」と訴える語りとエッセイ。

言いたいことがありすぎて
  • シリーズ:単行本
  • 1,494円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/10/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-81247-4
  • JANコード:9784480812476

この本の内容

黙っていればいいものを、と言われるけれど、この前の戦争の時、黙ってしまったそのために、大ぜいの人を殺し、そして殺され、自決した、人々のことを思うと、いまとても黙ってはいられないのです。1987秋、いま贈る言葉。

この本の目次

第1部 山んばのたわごと(チビチリがまの教え―「沖縄戦の図」を描き終えて
奇形の天使たちのこと
自分の命は自分で守る)
第2部 山んばのツヅラから(半生の記
原爆から出発して
丸木スマの叡智
反原発
ドナウの彼方
絵本とわたし
沖縄戦を子らに伝える
水俣の母子像
地獄
ふたたび“コリヤサの文明”を)

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