不思議な微熱

前衛作家としての生涯をかけた長篇『四季』の完成と受賞の渦中にあった小説家が、その真情を明しつつ、二年間にわたって接した諸々をめぐる美的感興全一〇〇篇。

不思議な微熱
  • シリーズ:単行本
  • 2,200円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/03/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:308
  • ISBN:4-480-81253-9
  • JANコード:9784480812537

この本の内容

花鳥風月・回想・演劇・文学・旅・食物・日常・美術・放送劇・映画・書をめぐる、最新エッセー集。

この本の目次

花鳥風月(厳冬)雪景富士
神西清ノート
昔のマルローの言葉から
眼の散歩・MOA美術館
モーツァルトの弾き頃
大高源吾の矢立
古屋奎二氏讃
ローランサンの想い出
旧友、村次郎のこと
高見順展の構想
堀辰雄展に寄せて
ピーター・シェーファー作「他人の眼」の背景
わが隣人、池田満寿夫
カルヴィーノとドイツ・ロマン派
芹沢さんの文学的態度
山下清澄との出会い
西行の一首をめぐって
歳月と日本橋と女性たちに関する想い出
『定家明月記私抄』について
ルイ・ヴィヴァン
私の映画時代
戦前の文士のダンディスム
山内頴吾君
立原道造の思い出
堀辰雄・人と作品
矢代静一の可能性と実現

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