私の中のシャルトル

在仏25年の経験に醸成された、フランスと日本の言語・文化・社会への透徹した観照。現代日本へのたおやかな衝撃。

私の中のシャルトル
  • シリーズ:単行本
  • 1,975円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/02/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:232
  • ISBN:4-480-81283-0
  • JANコード:9784480812834

この本の内容

在仏25年の経験から醸成された、フランスと日本の言語・文化への透徹した観照。ゆるやかに思考を辿る外国人(とつくにひと)が織りあげる豊潤なエッセイ。森有正への深く優しい随想を配す。現代日本へのたおやかな衝撃。

この本の目次

序にかえて―「もし実人生においても…」
光としての言語
ある友情の表現―『ジッド=ヴァレリー往復書簡』の底流
夏の日の感想―地中海の光と「東条証言」
死・行為・言葉―モーリス・パンゲ氏に
アンビヴァロワール―または両価性を生きる
模倣と創造―パリ「の前衛芸術の日本」展をめぐって
バイユー散策―自由と運命
知と笑い
エクアン妄想―肉体と魂
私の中のシャルトル
ニコラ・プッサンとの出会い―生きているフランス古典主義
開かれた終り
森有正の歩み
詩人が言葉をうしなうとき―『日記』以後の森さんのこと
強くまた優しい人格の結晶
森有正「仏文日記」の語るもの
母国語は宿命か―森有正と小林秀雄

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