ペンギンが喧嘩した日

自己同一性を欠いた街東京。澁澤龍・・彦の回想、蕪村、谷崎潤一郎の論をまじえつつ、ひとりの生身の女のようにしてつきあった東京、その二重写し、ホットな考現学。

ペンギンが喧嘩した日
  • シリーズ:単行本
  • 1,975円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/02/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:216
  • ISBN:4-480-81284-9
  • JANコード:9784480812841

この本の内容

東京は自己同一性を欠いているからこそつきあえる街なんだ―思いは渋沢龍彦、蕪村、谷崎潤一郎へ、そしてボローニア、パリ都市計画へと拡がる。ひとりの生身の女のようにしてつきあった東京、その二重写し、とびきりホットなTOKIO考現学。

この本の目次

東京二重写し
駒込・不思議の国への兎穴
ふたたび駒込の兎穴
葛飾・柴又から田園調布へ
上野動物園・ペンギンの喧嘩
目白、中村座、役者たち
南千住・遊女投込み寺
浜松町駅でポルトガルの掏摸を思い出した
間奏・南欧の街々
遷都今昔
大深度地下へ遷都?
首都大改造・パリの場合
続・パリの場合―エッフェル塔
銀座、淡彩で
銀座と芝居
芝神明・港区ってなんだろう
牛込幻想
富ケ谷・地上げとオブジェ
御茶の水暮色
東京駅、ひっそりと京橋駅
関西を考える。京の人蕪村について
もう1度、京の人蕪村について
谷崎潤一郎の東京
板橋宿へ
そして、東京画

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