中世の食卓から

四十日間食べ続けたにしんにおさらばして、オムレツを迎える復活祭。ナイフを使わず手で食べることの悦楽――。中世ヨーロッパの食卓に広がる宇宙を描くエッセイ。

中世の食卓から
  • シリーズ:単行本
  • 1,815円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/09/02
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:216
  • ISBN:4-480-81297-0
  • JANコード:9784480812971

この本の内容

歴史をかえた一皿のうなぎ、卵にさよならする日のどんちゃん騒ぎ。食卓―欲望と体面の交錯する場所から、中世ヨーロッパの文化を覗くエッセイ。

この本の目次

序にかえて ローストビーフとフォアグラ
おどけ者ジャック・プディング
うなぎとイギリス史
豚と王子様と惣菜屋
スパイスは食卓の王様
にしんは魚の王様
オムレツとプリンが戻ってくる日
饗宴と精進潔斎
羊飼いの饗宴
豆とスプーンと北斗七星
甘美なものには手で触れるべし ナイフとフォークの話
手洗いの儀式と汚れた手
チーズと道化
果物の王様、オレンジとレモン
りんごの花びら
女王様と爪楊枝
サラダ泥棒
愛の妙薬
寝取られ亭主と梨とさくらんぼ
お菓子とビールとエール
ティファニーで朝食を
ふとった王様とやせた子ども

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