大正の中学生 ─回想・大阪府立第十三中学校の日々

大正末期、大阪・北摂丘陵の新設校にくりひろげられる旧制中学生のせつなくものどかな青春の日々。八十一歳の京大名誉教授が軽妙な筆致で書き下した克明な記録。

大正の中学生 ─回想・大阪府立第十三中学校の日々
  • シリーズ:単行本
  • 2,349円(税込)
  • Cコード:0023
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1992/07/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-81316-0
  • JANコード:9784480813169

この本の内容

大正11年、西山少年は、新設校・大阪府立第13中学校(現在の豊中高校)に入学する。これは、子供から青年への5年間―旧制中学の日々を、驚くべき克明さと軽妙な筆致で活写した記録である。大正デモクラシーの余韻漂う大正末期の少年の心の成長と当時の中学教育の実像を再現した自伝であるとともに、日本のモダーン文化生誕の現場を生きた証言として好個の歴史読物である。自筆挿画多数。81歳の京大名誉教授がユーモラスな挿画とともに書き下ろした克明な自伝。

この本の目次

西九条小学校
生野の仮校舎
北摂丘陵
質実剛健
作文とマンガ
教科と余技
最後の学年
東京修学旅行
卒業を迎える

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