二つのことば・二つのこころ ─ある植民二世の戦後

植民地の校長の娘として韓国に十七年間育った著者は、故郷への忘れ難い思いと贖罪意識を心に抱き、戦後五十年、日本での己れの生きる場を問い続けてきた。

二つのことば・二つのこころ ─ある植民二世の戦後
  • シリーズ:単行本
  • 2,349円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1995/07/14
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-81383-7
  • JANコード:9784480813831

この本の内容

植民地の校長の娘として韓国に十七年間育った著者は、故郷への忘れ難い郷愁と贖罪の意識を心に抱きながら、戦後五十年、日本での己れの生きる場を問い続けてきた。韓国人と日本人を結ぶ心の記録。

この本の目次

生きつづけるものへ
一行の言葉
わたしのかお
故郷・韓国への確認の旅
訪韓スケッチによせて
土塀
小屋と蝶
媒介者たちと途絶と
ある朝鮮への小道―大坂金太郎先生のこと
ちいさなわたし〔ほか〕

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