僕にとっての同時代文学

立原道造、田宮虎彦、野間宏、杉浦明平……ともに文学を生きてきた同時代の作家を語り、その今日的意義に迫る。文学研究の在り方を問い直す、貴重な証言の数々。

僕にとっての同時代文学
  • シリーズ:単行本
  • 2,456円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/10/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:296
  • ISBN:4-480-82277-1
  • JANコード:9784480822772

この本の内容

立原道造、田宮虎彦、杉浦明平…。文学をともに生きてきた仲間たち。その作品の今日的意義を語る。

この本の目次

僕の中の立原道造―その詩と存在とのはざまで
甦った僕の敗戦前後―戦後40年の軽井沢で
生きつづけた明治の女学生―野上弥生子の「森」と田宮虎彦の「笛・はだしの女」
戦後文学見直しのための一視点―田宮虎彦の歴史小説から
うしろ側から見た戦後文学の転換期―もう一度田宮虎彦、そして武林無想庵のこと
僕の中の啄木像―「怖ろしい自意識の深味」“I am young.”、そして「ホールの人間」を求めて
僕にとっての江戸文学、その今むかし―西鶴との出逢いから野間宏の「四谷怪談」まで
「南方」との再会、その二つの場合―木下順二「夏・南方のローマンス」と小島輝正「黒い河」
戦後の文学の異色あれこれ―富士正晴と竹内好、そのほか
「文学」とその「研究」とのはざまで―勝本清一郎と柳田泉、そして伊藤整・高見順など
わが同時代文学史の原点―「ぐうたら人種」の生い立ちとその役割

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