王の歌 ─古代歌謡論

集団から生れた歌謡が、記紀の物語の中で、王・英雄たち固有の感情をみずみずしく表現しているのはなぜか。歌謡の多様な発想と和歌との相互関係を追究する力篇。

王の歌 ─古代歌謡論
  • シリーズ:単行本
  • 4,950円(税込)
  • Cコード:1095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1999/10/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-82341-7
  • JANコード:9784480823410

この本の内容

記紀歌謡の多くは集団の感情表出に終始しているにもかかわらず、物語のなかに置かれると作中人物固有の感情としてみずみずしい抒情を発揮するのはなぜか?入念な読みに基づき、歌の多様な発想を明らかにし、歌謡と和歌とのダイナミックな相互関係を浮き彫りにする画期的力篇。

この本の目次

1 王の歌(倭建の流離物語
仁徳の女性交渉
雄略の恋と儀礼 ほか)
2 歌謡の発想と表現(短歌形式の成立
記紀歌謡の言葉
恋歌の歌謡的基盤)
3 王朝の歌謡(歌謡と和歌
儀礼と歌
催馬楽の恋 ほか)

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