祭と儀礼の宗教学

大衆社会化によって宗教の世俗化が深まるとともに、聖と俗、祭、儀礼などの宗教現象への人びとの関心はかえって高まりつつある。世俗化と日本人の宗教意識。

祭と儀礼の宗教学
  • シリーズ:単行本
  • 2,420円(税込)
  • Cコード:0000
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/02/27
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:312
  • ISBN:4-480-84170-9
  • JANコード:9784480841704

この本の内容

大衆化社会の現実によって、宗教は世俗化した。その世俗化にもかかわらず、あるいは世俗化することによって、聖なるものと俗なるもの、祭、儀礼などの宗教現象への関心はかえって強まっている。本書は〈群〉の宗教学の視点から、世俗化時代の日本人の宗教意識を解明する。

この本の目次

異説 宗教学序論
1 宗教学へのパースペクティヴ(伝統社会の崩壊と宗教
聖なるものと俗なるもの
〈群〉の宗教学)
2 祭の宗教学(祭にひそむ二つの原理
祭の神学と祭の科学―会津田島祇園祭
親和と対抗の祭―秩父神社夜祭)
3 生と死の儀礼(盆と正月―儀礼の象徴的構造
儀礼の空間、儀礼の時間
エネルギーの連続―生と死
祖先崇拝のゆくえ
アメリカにおける日本仏教)
4 官の科学・野の科学(文人姉崎正治
姉崎正治と柳田国男
柳田国男・折口信夫と構造主義)

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