御柱祭と諏訪神社

諏訪大社、式年造営遷宮の御柱祭は山奥から巨大な神木を曳き降ろし、社殿の四隅に建てる勇壮華麗な祭りである。雄大な聖域空間とその祭りの意味を探る論集。

御柱祭と諏訪神社
  • シリーズ:単行本
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0014
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/07/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:212
  • ISBN:4-480-84181-4
  • JANコード:9784480841810

この本の内容

信州・諏訪の御柱祭は山奥から巨大な神木を曳き降ろし、社殿の四隅に建てる勇壮華麗な祭りである。雄大な謎を秘めた聖域空間とその祭りの意味を追求し、古代人の世界観と厳かな祈り、現代にまで到達する日本人の心の歴史と深層を浮き彫りにする。

この本の目次

第１章　古代史の聖域―諏訪人の祈りと願い（上田正昭）
第２章　強大なる神の国―諏訪信仰の特質（宮坂光昭）
第３章　聖空間の構成原理―文化人類学の視点から（大林太良）
第４章　神と仏の融合―密教思想からの解釈（宮坂宥勝）
第５章　原始の生活と祭祀の再現―御柱祭の今日的意議（五来重）

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