ヒューモアとしての唯物論

有限な人間の条件を超越し、同時にそのことの不可能を告知するような精神的態度、それこそが「唯物論」であり「ヒューモア」である。宙吊りの緊張にみちた最新評論集。

ヒューモアとしての唯物論
  • シリーズ:単行本
  • 2,029円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1993/08/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:306
  • ISBN:4-480-84227-6
  • JANコード:9784480842275

この本の内容

有限な人間の条件を超出し、同時にそのことの不可能を告知するような精神的態度、それこそが「唯物論」であり「ヒューモア」である。宙吊られた緊張に貫かれた近年の主要論文を収める最新評論集。

この本の目次

個体の地位
交通空間についてのノート
一つの精神、二つの十九世紀
エクリチュールとナショナリズム
非デカルト的コギト
フーコーと日本
ヒューモアとしての唯物論
ライプニッツ症候群―吉本隆明と西田幾多郎
中野重治と転向
伊藤仁斎論
テクストとしての聖書
柳田国男論
『意味の変容』論
日本植民地主義の起源

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