小さなものの諸形態 ─精神史覚え書

小さなもの―その余儀なき敗北を獲得される敗北として、その切りつめられた場所を思考の始まる場所として批評的に救出しようと試みた、エッセイの思想の結晶体。

小さなものの諸形態 ─精神史覚え書
  • シリーズ:単行本
  • 2,456円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/04/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-84232-2
  • JANコード:9784480842329

この本の内容

小さなもの―その余儀なき敗北を「獲得される敗北」として、その切りつめられた場所を「思考の始まる場所」として、その二十世紀的現実を「私たちの未来形の課題」として、批評的に救出しようと試みた、「エッセイという思想」の結晶体。

この本の目次

小さなものの諸形態―精神史の再測定のための覚え書
文化崩壊の経験―晩年のバルトークについての脚註
友情の点呼に答える声
貧民の都市
夢の弁証法
「残像」文化
家族という場所
考える言葉
在日三世のカフカ
落下する世界
経験の「古典」化のための覚え書

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