少国民はどう作られたか

戦時下幼少年期をすごした〈少国民世代〉の著者が、膨大な資料を駆使して、若い世代に、狂気あふれる国民学校教育の実態を伝える、力のこもった書下し評論。

少国民はどう作られたか
  • シリーズ:単行本
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0000
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1986/04/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-85311-1
  • JANコード:9784480853110

この本の内容

戦時下の教育の実態を伝え、「なぜ無謀な戦争を始めることができたのか」を解明する、〈戦争史〉への入門書

この本の目次

1 いつから子どもは少国民になったか
2 兵隊を動かさない年はない昭和年表
3 〈少数ノ狂妄ナル少壮派〉のした事
4 天皇を神に仕立てた奇妙なからくり
5 八紘一宇と教育勅語と国体信仰主義
6 教育審議会で八紘一宇は誤読された
7 国民学校は天皇に帰一する修練道場
8 つまらなかった大日本青少年団
9 軍部が手出しをした国民学校教科書
10 修身・国語教科書はなにかを教えたか
11 教科書でも大東亜戦争が始められた
12 四大節の式は教科以上に重視された
13 毎月8日の大詔奉戴日は神頼みの日
14 東条首相から少国民へのメッセージ
15 日本少国民文化協会への期待と失望
16 少国民が戦争推進者にあたえた言質
17 そんなに少国民はまじめだったのか

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