保育の社会史 ─神奈川近代の記録

日本の保育事業は、明治四年横浜で始められた。以後今日まで、ベビーホテル、父子家庭など、子どもの近代史を背景に、横浜の開港の歴史と重なる神奈川保育史。

保育の社会史 ─神奈川近代の記録
  • シリーズ:単行本
  • 2,530円(税込)
  • Cコード:0021
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:392
  • ISBN:4-480-85418-5
  • JANコード:9784480854186

この本の内容

日本の幼児保育事業は、明治4年横浜で、混血児の放置に心を痛めたアメリカ人婦人宣教師によって始められた。以後今日まで、ベビーホテル、父子家庭など、子どもの近代史を背景に描く、神奈川の保育史。

この本の目次

第1章 文明開化の子どもたちと保育(幼児教育のあけぼの
保育は外国人婦人宣教師から
「亜米利加婦人教授所」開く
学制公布、幼稚園の誕生
神奈川初のブリテン女学校幼稚園
託児所ふう幼稚園
日露戦争、託児所を促進)
第2章 社会事業化する大正の保育(託児所の勃興期
関東大震災
幼稚園に初の単独勅令)
第3章 昭和前期・敗戦まで(社会事業法と託児所
強まる戦時色
保母養成
防空壕内で保育)
第4章 多様化する現代の保育(焼土から立ち上がる保育者
救援物資と子どもたち
保育所は「児童福祉施設」
刊行続く保育の指標
保育所予算の危機
進む保母養成
保育は公の責任に
保育の中の「教育」
急ピッチの保育所建設
多様化する保育
高まりみせる保母への評価)
座談会 神奈川の保育を振り返る

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