城下町のかたち

現代日本の都市の基底をなしている近世の城下町プランを、歴史地理学の第一人者が成立から明治以降の変容まで跡づけ、その意義を明らかにする。図版多数。

城下町のかたち
  • シリーズ:単行本
  • 2,420円(税込)
  • Cコード:0025
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/03/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:290
  • ISBN:4-480-85424-X
  • JANコード:9784480854247

この本の内容

現代日本の都市の基底をなした近世の城下町プランを、その成立から近代以後の変容まで、「かたち」に焦点を合わせて、全国的に概観する、歴史地理学の書。

この本の目次

近世城下町プランの基調(戦国期のプランから近世的プランへ
モデルとしての近世京都
城下町プランの観相学)
城と城下(「城」と「郭」と
城と城下との関係位置
心象風景のなかの城)
町割りにおける〈秀吉モデル〉(町割りについてのシェーマ
秀吉系城下町の場合
蒲生氏・井伊氏・徳川氏の場合
〈竪〉から〈横〉へ
クライマックス―〈竪〉の消滅)
明治以降における変容(旧城下町の核の部分の変貌
軍施設と官衙・学校の併立
新交通系の登場と作用)
城下町プランの地域別考察(東北の城下町
関東の城下町
近畿の城下町
中国・四国の城下町
九州の城下町)
地域別都市史の試み―中部地方(古代―国府を中心に
鎌倉―室町期
戦国―織豊期
江戸時代)
江戸の空間構造―覚書き(都市域の形成過程
江戸市中の場所性
下町の水路と地割り)

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