パソコン少年のコスモロジー ─情報の文化人類学

パソコン少年をフィールド・ワークして、ヒトの頭脳と電子の頭脳が情報を介して交感し合う、電子メディア時代の若者たちの生態と感情を描く情報文化論。

パソコン少年のコスモロジー ─情報の文化人類学
  • シリーズ:単行本
  • 1,537円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/06/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-85482-7
  • JANコード:9784480854827

この本の内容

パソコンの世界は、キーボードとディスプレイの間で閉じているのではなく、ディスプレイからコンピュータの宇宙へと無限に広がっている。この時ディスプレイは、こちら側からみればコンピュータの中をみる窓であり、向こう側からみればパソコン少年のコスモロジーを写す合わせ鏡である。このヒトと電子メディア装置との交感によって、パソコン少年たちは何を予感しているのだろうか?パソコン少年をフィールド・ワークして、ヒトの頭脳と電子の頭脳が情報を介して交感し合う、電子メディア時代の感性を描く。

この本の目次

1 パソコン少年のフィールド・ノート(なぜ「パソコン少年」か
「パソコン少年」とは
パソコン少年のファッションと性
パソコン少年と中島みゆき
パソコン雑誌の回路
ネットワークに背を向けて ほか)
2 情報技術とコスモロジーの転換(情報の人類学的意味をめぐって
ヒトにとっての「リアリティ」
電子メディア装置の革命 ほか)
3 遊動とめまいの情報民(情報社会の深化
遊動への衝動
情報化によるモノの価値の変容
情報化による「中心と周縁」の変容
情報化による男女関係の変容 ほか)
4 仮構文化の近未来(マクルーハン再考
電子メディア世代のコスモロジー調査
メディア・テクノロジーの革命 ほか)

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