対談書評 歴史の読み方

書物を手がかりに書物を越えて、人間のなかに歴史を読み歴史のなかに人間を考える。綱淵謙錠、芳賀徹、北岡伸一ら十人との対話が編むシムポジオンの醍醐味。

対談書評 歴史の読み方
  • シリーズ:単行本
  • 2,776円(税込)
  • Cコード:0021
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1992/01/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:296
  • ISBN:4-480-85597-1
  • JANコード:9784480855978

この本の内容

粕谷一希と10人の対談者によるシムポジオンの醍醐味。書物を手がかりに、書物を越えて、人間存在と歴史世界の核心に迫る。

この本の目次

司馬遼太郎『明治という国家』歴史の語り部として(鳥海靖)
松本健一『秋月悌次郎―老日本の面影』財者の美学の造形(綱淵謙錠)
岡崎久彦『陸奥宗光』国家観をもつ外交官(北岡伸一)
北岡伸一『清沢洌』国富豊かなれど…(内田健三)
松本重治『昭和史への一証言』知的エリーティズムの継承を(本間長世)
クリストファー・ソーン『太平洋戦争とは何だったのか』歴史を裁く礼儀(池田清)
モーリス・パンゲ『自死の日本史』生を、平和を、労働を、日本は選んだ(芳賀徹)
ポール・ワクテル『「豊かさ」の貧困』経済活動は人倫を破壊するか(岩井克人)
山内昌之『瀕死のリヴァイアサン』ソ連社会の深層を読む(猪木武徳)
鈴木成高『世界史における現代』歴史が人間を追い越す(野田宣雄)

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