ルネサンスとしての中世 ─ラテン中世の歴史と言語  

ヨーロッパ中世文化を形づくった十二、三世紀の修道士たちの精神と言語の解明という実に難しい本質的で地味な分野の研究に、その学的生涯を捧げた硯学の遺稿集。

ルネサンスとしての中世 ─ラテン中世の歴史と言語  
  • シリーズ:単行本
  • 6,407円(税込)
  • Cコード:3022
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1992/07/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:368
  • ISBN:4-480-85619-6
  • JANコード:9784480856197

この本の内容

西欧中世文化を支えた修道士たちの精神と文化。十二、三世紀のヨーロッパの歴史と言語の世界の解明に一生を捧げた碩学の論稿集。

この本の目次

1 中世ヨーロッパに生きた人びと(中世ヨーロッパの学問・思想
中世社会に生きた人びと
クロヴィスの父キルデリック
イスラム世界とヨーロッパ
イスラム文化の西ヨーロッパ流入
十字軍についての断想
十字軍運動)
2 ラテン中世の言語と文化(西洋中世文化の二面性
中世の文筆作品と作家
中世歴史記述における理念と事実との分離
中世の歴史記述と古典的教養
西洋、古代・中世の歴史思想
中世におけるギリシア語とラテン語の問題
中世ラテン文学研究上の諸問題)
3 ルネサンスとしての中世(十二世紀のルネサンス
歴史概念としての「十二世紀ルネサンス」
十二世紀の問題
十三世紀の一乞食僧の社会思想
ゲルマン民族移動時代の歴史意識
歴史学の科学性について
現代ヨーロッパの歴史的自覚)

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