人間関係はもっと醜いものだ。それなのに素晴らしいものとされているせいで、人と人が安易に密着して生きるようなしくみができている。近すぎる距離を少し離して、さらに外に開く。そういう流動的なつながりがたくさんできればいい。そうして固く閉ざされている人間の世界を外から崩してやりたい。心からそう思う。
『人間関係を半分降りる』刊行記念雑談
pha×鶴見済
お知らせ
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- 新聞
- 2022.11.26
- 日経新聞夕刊「BOOKガイド」にて紹介されました。
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- 雑誌
- 2022.10.28
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「プレジデント」11/18号に著者が寄稿しました。
友達は多いほうが幸せ―世の中の美徳は幻想だらけ 夫婦も上司部下も、疲れる人間関係からうまく降りる方法
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- WEB
- 2022.10.11
- 日経TRENDYに掲載された著者インタビューが「日経クロストレンド」に公開されました。
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- 雑誌
- 2022.10.4
- 「日経TRENDY」11月号「著者の仕事の哲学」に著者インタビューが掲載されました。
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- 雑誌
- 2022.9.28
- 「ちいさななかま」11月号に雨宮処凛さんによる書評が掲載されました。
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- 新聞
- 2022.9.20
- 新潟日報に雨宮処凛さんによる書評が掲載されました。
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- WEB
- 2022.9.12
- 「ダイヤモンド・オンライン」にflierによる要約が転載されました。
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- WEB
- 2022.9.10
- 「本のひきだし」にflierによる要約が転載されました。
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- 雑誌
- 2022.9.6
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「ダ・ヴィンチ」10月号の「こんげつのブックマーク」にて著者インタビューが掲載されました。
人が幸せになるのも不幸せになるのも、結局は『人間関係を半分降りる』
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- WEB
- 2022.8.30
- 「本の要約サイト flier(フライヤー)」に要約が掲載されました。
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- WEB
- 2022.9.5
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「論座」に著者が寄稿しました。
「人間関係の形成」を目的とする部活が異常である理由
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- 新聞
- 2022.9.2
- 週刊読書人に土佐有明さんによる書評が掲載されました。
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- WEB
- 2022.8.25
- 「日刊ゲンダイDIGITAL」にて書評が公開されました。
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- 新聞
- 2022.8.6
- 共同通信より紹介記事が配信されました(以降、各地方紙に掲載)。
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- 新聞
- 2022.7.23
- 毎日新聞「話題の本」に花田菜々子さんによる書評が掲載されました。
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- 雑誌
- 2022.6.25
- 「クイック・ジャパン」161号に著者インタビューが掲載されました。
目次
- まえがき
- 第1章友人から一歩離れる
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1
「人からどう思われるか」を基準に生きない
やさしい視線のなかに行こう
2
仲間はずしに従わない
仲間うちの力関係で動くことのむなしさ
3
友だちがいない時があってもいい
肯定されない関係ならなくていい
4
もうひとつ居場所を持つ
「不適応者の居場所」を作ってみた
5
嫌な相手とは「心の距離」を置けばいい
少しずつ疎遠になるのが一番
6
「みんなとちょっと違う人」でいい
「みんな同じ」にしようとする集団の力
7
攻撃してくる相手に近づかない
注意深く見わけて予防する
8
友人は大勢いなくていい
大勢がうらやましく思える不思議
9
どこにも通わなくても大丈夫
フリーランス三十年の経験から
10
オンラインに期待しすぎない
会うことで湧く親しみにはかなわない
11
ありのままでいられるグループを選ぶ
仮面をかぶって生きるつらさ
- 第2章家族を開く
-
1
家族は寄りそわなくていい
距離が近いと「嫌い」が爆発する
2
子どもがいなくてもいい
「子どもこそ幸せ」という最大の圧力
3
家庭は開いたほうがいい
閉じた場所では加害が起きやすい
4
毒親もただの個人と思ってみる
客観的に見れば憎しみもやわらぐ
5
家族の素晴らしいイメージにだまされない
真に受けてもつらいだけ
6
家族は人間でなくてもいい
植物でもふわふわのクッションでも
7
血のつながりにとらわれない
他人の子とも親子になれる
8
サードプレイスに逃げていい
家庭や会社に心を占領させない
9
家族とは一生離れ離れでもいい
うまくいかない相手とは一緒にいない
- 第3章恋人をゆるめる
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1
そもそも恋愛をしなくていい
「恋愛は面倒」な人が増えている
2
セックスも無理にしなくていい
誰もが好きなものではなかった
3
けんかをしない相手を選ぶ
好意にも悪意にもお返しが来る
4
結婚はしすぎだった
身を固めなくてもいい時代
5
若くなくても恋愛していい
自分のために生きる人が増えてきた
6
一緒に住んでも近づきすぎない
相手を傷つけるのは近すぎる距離
7
別れてもいい
逃げられないから地獄が生まれる
8
一対一でなくてもいい
相手を独占しなくても恋愛はできる
9
相手はリアルでなくていい
空想を使えば恋愛は自由自在
- 第4章こうすれば気楽になれる
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1
「もうどうしようもない」とあきらめる
最後に見切った人の持つ強さ
2
怒りは一晩寝てやりすごす
時間がたてば理性が勝る
3
嫌な相手に意識を集中しない
悪いことは気になるもの
4
「生きることは素晴らしい」から離れる
不自然な思想は苦しくなる
5
「誰がどうした」ばかり考えすぎない
SNSでなくなる心の平穏
6
「あなたはあなた、私は私」と割りきる
個人主義のススメ
7
いいかげんになる
心配をあおる文化に乗せられない
8
広い世界、長い時間を意識する
遠くを見わたせる場所に行こう
9
くだらないと笑いとばす
緊張からの解放
- あとがき
鶴見 済 著
人間関係を半分降りる ── 気楽なつながりの作り方
大ベストセラ―『完全自殺マニュアル』の著者が、人間の生きづらさの根本、人間関係に苦しめられない方法、楽になる方法を伝授する。自らも、家族、友人、職場の人間関係で悩んだ悲痛な体験から、読者のために親身になって伝える。
「「みんな同じ」なんて気持ち悪い。どう思われるかばかり気にして生きなくていい。人間は素晴らしくない。こんなことを書いているだけで、本当に胸のすく思いだった。一度でもこれを本に書く機会に恵まれて幸運だ。」(あとがきより)
四六判並製/224頁/定価: 1540円(10%税込)/ISBN:978-4-480-84324-1
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