岩波ジュニア新書&ちくまプリマー新書合同企画

中高生が作る新書POPコンクール

あなただけの1冊を紹介しよう!

中高生を応援する岩波ジュニア新書とちくまプリマー新書は、このたびPOP コンクールを開催します。

ご自身が読んで「いいね!」と思った本を、まだ読んだことのない人に紹介してください。

限られたスペースで、どんな風に表現すると、本の魅力は伝わるでしょうか。

紙のPOP を書くのは、twitterやinstagramで発信するのとはまた違った難しさと面白みがあります。

自由な発想や創意工夫された、世界のどこにもないあなただけのPOP、
そんなPOPと出会うのを楽しみにしています。

応募要項

応募資格
中学校・高等学校等に在学中の生徒
応募締切
2019年9月30日 消印有効終了しました
対象書目
岩波ジュニア新書・ちくまプリマー新書の中から気に入った作品を1冊 (両社からの推薦書目リストが下記に掲載されています。ぜひ参考にして下さい。)

POPづくりのポイント

  • 心に残った言葉を書いてみよう

  • 友だちに本を薦めるように書いてみよう

  • イメージを絵にしてみよう(写真や切抜きなどもOK!)

優秀作品の発表

総応募者数6000名以上!
その中から優秀作に選ばれた作品を発表します!

※掲載は順不同です

岩波ジュニア新書

桐生市立商業高等学校
1年
H.Tさんの作品

ひめゆりの沖縄戦一少女は嵐のなかを生きた

伊波園子

特別審査員安田菜津紀が選んだ「この1枚」

「気軽に手に取れる」よう作られたPOPが目立つ中、戦争の過酷さを真正面から投げかけ、作り手の真摯な姿勢が伝わりました。

東京農業大学第一高等学校中等部
1年
磯村 和さんの作品

砂糖の世界史

川北稔

特別審査員南伸坊が選んだ「この1枚」

砂糖、ナント昔は薬として使われていた! へえー!?と思わせるコピー。丁寧に書けていてデザインもいけてます。

新潟県立柏崎高等学校
1年
品田 瑞貴さんの作品

財政のしくみがわかる本

神野直彦
山形県立酒田西高等学校
3年
新山 ひかるさんの作品

子どもにかかわる仕事

汐見稔幸
愛知県立豊明高等学校
1年
岸本 実夕さんの作品

平安女子の楽しい!生活

川村裕子
東京学芸大学付属小金井中学校
2年
宇野 瑞生さんの作品

理系アナ桝太一の生物部な毎日

桝 太一
鎌倉女学院中学校
3年
小山 凜華さんの作品

森と山と川でたどるドイツ史

池上俊一
立教女学院高等学校
1年
石井 里佳さんの作品

自分の顔が好きですか?「顔」の心理学

山口真美

特別審査員小川仁志が選んだ「この1枚」

人は気になる質問をされると、それが頭から離れない。哲学が始まるから。印象的なイラストとシンプルなメッセージの妙。

神奈川県立菅高等学校
3年
佐藤 璃奈さんの作品

生きづらい明治社会 不安と競争の時代

松沢裕作
逗子開成中学校
3年
磯 知樹さんの作品

居場所がほしい不登校生だったボクの今

浅見直輝

特別審査員鴻上尚史が選んだ「この1枚」

泣いている絵がインパクトがあって、「辛かったね」の文字もグッときました。目立つこと間違いなしのポップです。

大阪市立工芸高等学校
2年
草野 那奈さんの作品

女子読みのススメ

貴戸理恵
淑徳与野高等学校
1年
書上 梨子さんの作品

伝えるための教科書

川井龍介
近江兄弟社中学校
1年
メイソン 光歌さんの作品

ABO血液型がわかる科学

山本文一郎
宮城県泉松陵高等学校
1年
富田 鼓美さんの作品

恋の相手は女の子

室井舞花
中央大学高等学校
3年
藤井 環奈さんの作品

「空気」を読んでも従わない生き苦しさからラクになる

鴻上尚史

ちくまプリマー新書

東京都立豊多摩高等学校
1年
柳田 菜都子さんの作品

ちゃんと話すための敬語の本

橋本治
江戸川学園取手中学校
1年
伊規須 大斗さんの作品

先生はえらい

内田樹
愛知県立中村高等学校
1年
伊藤 彩夏さんの作品

「世界征服」は可能か?

岡田斗司夫
鎌倉女学院中学校
3年
松尾 有紗さんの作品

友だち幻想

菅野仁

特別審査員鴻上尚史が選んだ「この1枚」

ほのぼのとした絵と、『友だち100人本当に必要?』というような鋭い言葉のカップリングが秀逸。読んでみようという気になります。

特別審査員安田菜津紀が選んだ「この1枚」

本の要点を的確にとらえながら、「生きづらい人にしっかり届くように」という作り手の優しさがにじむ作品です。

下関市立下関商業高等学校
2年
太田 美優さんの作品

あなたの勉強法はどこがいけないのか?

西林克彦
立教女学院高等学校
1年
鈴木 凜さんの作品

多読術

松岡正剛

特別審査員小川仁志が選んだ「この1枚」

「本にさらわれる」という表現に、思わずさらわれそうになった。ちりばめられた本のエッセンスがしっかりと脇を固めている。

逗子開成中学校
3年
宮嶋 皓太さんの作品

中学生からの哲学「超」入門

竹田青嗣
広尾学園高等学校
1年
下川 春香さんの作品

文系? 理系?

志村史夫
淑徳与野高等学校
1年
星屋 香奈恵さんの作品

女子校育ち

辛酸なめ子
千葉県立柏高等学校
2年
洞毛 結衣さんの作品

はじめて学ぶ生命倫理

小林亜津子
大阪夕陽丘学園高等学校
1年
池内 恵美さんの作品

西洋美術史入門

池上英洋
広尾学園高等学校
1年
多田 美珠さんの作品

ぼくらの中の発達障害

青木省三
岡山県立岡山城東高等学校
1年
片山 優和さんの作品

中学生からの大学講義 1 何のために「学ぶ」のか

桐光学園
向上高等学校
2年
北村 優衣さんの作品

おとなになるってどんなこと?

吉本ばなな
国際基督教大学高等学校
2年
津野 文香さんの作品

雑草はなぜそこに生えているのか

稲垣栄洋

特別審査員南伸坊が選んだ「この1枚」

踏まれた雑草は立ち上がらない。っていう軽く意外なコピーが秀逸。レイアウトも整理されて絵も文字もいいですね。

  • ご応募いただいたすべての学校様に応募人数分の粗品をプレゼントいたします。
  • 優秀作品は、実際に書店様で使用させていただく場合がございます。
    その際は、事前にご連絡をさしあげて、ご了解の確認をいたします。

特別審査員

南伸坊(みなみ・しんぼう)

1947年東京生まれ。イラストレーター・エッセイスト。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業。雑誌「ガロ」の編集長を経て、80年よりフリーとなり、イラストレーションやエッセイで活躍。1986年、赤瀬川原平、藤森照信らと路上観察学会を設立。著書に『おじいさんになったね』(海竜社)、『健康の味』(白水社)、『本人伝説』『本人遺産』(文藝春秋)、『オレって老人?』(ちくま文庫)『クロちゃんとツマと私』(東京書籍)、『私のイラストレーション史』(亜紀書房)他多数。

鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)

作家・演出家。1958年愛媛県生まれ。1981年に劇団「第三舞台」を結成。2008年に「虚構の劇団」を旗揚げする。現在は、プロデュースユニット「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に活動。2019年4月に刊行したジュニア新書『「空気」を読んでも従わない――生き苦しさからラクになる』が大きな話題となっている。その他の著書に『「空気」と「世間」』『不死身の特攻兵――軍神はなぜ上官に反抗したか』(講談社現代新書)、『リラックスのレッスン――緊張しない・あがらないために』(大和書房)などがある。AERAdot「鴻上尚史のほがらか人生相談」好評連載中。

小川仁志(おがわ・ひとし)

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、公務員、フリーターを経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。Eテレ「世界の哲学者に人生相談」には指南役として出演。専門は公共哲学。著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』(PHP研究所)や近著『ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学』(すばる舎)をはじめ約100冊を出版している。

安田菜津紀(やすだ・なつき)

1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事――世界の子どもたちと向き合って』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演中。

POPコンクールフェア開催

全国の書店でフェアを開催します!
たくさんの応募作品の中から優秀作品に選ばれたPOPたちが書店店頭にやってくる!
「新書ってなんだか難しそう」「どれから読めばいいのかわからない……」そんな学生でも、POPやタイトルが気になった本から読んでみてください。君の世界を広げてくれる1冊にきっと出会えます。

2月中旬より順次開催予定!

POPコンクールフェア・パネル

詩人である著者が数々の詩を、情熱をこめて語ります

詩のこころを読む

茨木 のり子

一少女の目線から浮かび上がる戦争の姿

ひめゆりの沖縄戦 一少女は嵐のなかを生きた

伊波 園子

高校世界史Aを学ぶ人は必読!

砂糖の世界史

川北 稔

大革命の偉大と悲惨の歴史的意味を考える

フランス革命 歴史における劇薬

遅塚 忠躬

珠玉の言葉に彩られた四千年の歴史ものがたり

故事成句でたどる楽しい中国史

井波 律子

日本国憲法の持つ力と価値を伝える1冊

中高生のための憲法教室

伊藤 真

未来を選ぶ自由のために、今考えるべきことは何か

社会の真実の見つけかた

堤 未果

お菓子をキーワードに楽しくフランス史を学ぶ!

お菓子でたどるフランス史

池上 俊一

生物大好きアナの“むし”暑い青春の記録

理系アナ桝太一の 生物部な毎日

桝 太一

人気アナウンサーが不器用な人付き合いを語る

屈折万歳!

小島 慶子

宇宙物理学者が熱く語る、新しい科学入門

科学の考え方・学び方

池内 了

代表的名作を通して中国の歴史と文化を学ぶ

漢詩入門

一海 知義

魅力的な言葉や巧みな表現を文学作品に見る

日本語のレトリック 文章表現の技法

瀬戸 賢一

現役の古代文字・漢字の面白さを語る

漢字のはなし

阿辻 哲次

楽しいエピソードと英和のセット例文で解説

英語の発想がよくわかる表現50

行方 昭夫

ココロの悩みに実践的なアドバイス!

10代のうちに考えておくこと

香山 リカ

国や自治体の予算・税金・借金はどうなっている?

財政のしくみがわかる本

神野 直彦

もし月がなかったら? もし恐竜が絶滅していなかったら?

人類が生まれるための12の偶然

眞 淳平/松井 孝典 監修

インド史の第一人者が探るカレーの起源

カラー版 インド・カレー紀行

辛島 昇/大村 次郷 写真

最も人口が少ない国は? 最も食糧自給率が高い国は?

世界の国 1位と最下位 国際情勢の基礎を知ろう

眞 淳平

家庭科を通して、自立に必要な知識と技術を助言する

正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法

南野 忠晴

女優・綾瀬はるかが被爆者のもとを訪ねます

綾瀬はるか 「戦争」を聞く

TBSテレビ『NEWS23』取材班 編

平安女子のメールテクとは? 一番楽しい古典常識

平安女子の楽しい!生活

川村 裕子

文学作品を通して、大人になる意味を伝える

大人になるっておもしろい?

清水 真砂子

視線、表情、第一印象……「魅力的な顔」とは?

自分の顔が好きですか? 「顔」の心理学

山口 真美

NHKの人気番組で日本史の基礎を学ぶ

10分で読む 日本の歴史

NHK「10min.ボックス」制作班 編

これってOK? 誰もが知っておくべき著作権のルール

正しいコピペのすすめ 模倣、創造、著作権と私たち

宮武 久佳

自分で考え、主体的に学ぶことの意味を探る

質問する、問い返す 主体的に学ぶということ

名古谷 隆彦

ニュースキャスターが平成の歴史を振り返る

10代に語る平成史

後藤 謙次

化学は苦手? この教室なら、わくわくできる!

めんそーれ!化学 おばあと学んだ理科授業

盛口 満

だれもが幸福になれる常識やぶりの教育論

先生はえらい

内田 樹

わたしたちと政治との関係について考える

民主主義という不思議な仕組み

佐々木 毅

「みんな仲良く」という幻想に苦しむ君へ

友だち幻想 

菅野 仁

読めば世界が聡明になる、悩みや疑問への哲学的考え方

中学生からの哲学「超」入門

竹田 青嗣

基礎知識から鑑賞スキルまで。この一冊でわかる!

西洋美術史入門

池上 英洋

自閉症、アスペルガー症候群…発達障害とは?

ぼくらの中の発達障害

青木 省三

外山滋比古/茂木健一郎/本川達雄/鷲田清一ほか

中学生からの大学講義 1 何のために「学ぶ」のか

桐光学園

自分らしく生きるすべを「自己物語」という視点から考える

〈自分らしさ〉って何だろう?

榎本 博明

自分の中の子どもを大切に抱いて生きる、すべての人へ

おとなになるってどんなこと?

吉本 ばなな

厳しい自然を楽しく謳歌する植物たちの豊かな生き方

植物はなぜ動かないのか

稲垣 栄洋

これさえ読めば、もう敬語なんか怖くない!

ちゃんと話すための敬語の本

橋本 治

数学者×作家のタッグで、 魅力の核心に迫る

世にも美しい数学入門

藤原 正彦

幸せに暮らすための、科学との付き合い方とは?

おはようからおやすみまでの科学

佐倉 統

ベストセラー作家が、物語の役割を紹介します

物語の役割

小川 洋子

世にあふれる数字から、本物を見分けるコツを伝授

データはウソをつく 

谷岡 一郎

将来のキャリアを意識した進路の選び方とは?

なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか

浦坂 純子

「できる」人の「知識のしくみ」が自分のモノになる

あなたの勉強法はどこがいけないのか?

西林 克彦

読書の達人による多読の指南書

多読術

松岡 正剛

「文理融合」の精神で世界はこんなにも豊かになる

文系? 理系?

志村 史夫

社会科学の新手法で人間関係を楽しく考えよう

高校生からのゲーム理論

松井 彰彦

女子100%の濃密空間、その実態とは

女子校育ち

辛酸 なめ子

安楽死、中絶…。命の判断をめぐる入門講義

はじめて学ぶ生命倫理

小林 亜津子

「空気」 を生む「 社会」 を読み解けばKYも怖くない

「しがらみ」を科学する

山岸 俊男

子どもが思考の道具であることばを獲得する過程を描く

ことばの発達の謎を解く

今井 むつみ

第一線で活躍してきたパイオニアが自らの経験を元に語る

ソーシャルワーカーという仕事

宮本 節子

振り回されずに自らの進路を描く方法、教えます

キャリア教育のウソ

児美川 孝一郎

勤続26年の現役ナースが語る、仕事の奥深い魅力

看護師という生き方

宮子 あずさ

今知っておくべきギモン点に池上さんがお答えします!

池上彰の憲法入門

池上 彰

肩の力を抜いて出会う古典はおもしろい

古典を読んでみましょう

橋本 治

グローバル時代を生き抜くための教養を身につけよう

新聞力

齋藤 孝