加藤 節(かとう・たかし):1944年、長野県に生まれ。1969年、東京大学法学部卒業。1974年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は政治学史・政治哲学。成蹊大学名誉教授。著書に『近代政治哲学と宗教』『ジョン・ロックの思想世界』(ともに、東京大学出版会)、『政治と人間』『政治と知識人――同時代史的考察』『南原繁の思想世界――原理・時代・遺産』(いずれも、岩波書店)、『南原繁――近代日本と知識人』『ジョン・ロック――神と人間との間』(ともに、岩波新書)、『政治学を問いなおす』(ちくま新書)、『同時代史考――政治思想講義』(未來社)など。訳書にジョン・ロック『統治二論』『寛容についての手紙』『キリスト教の合理性』(いずれも、岩波文庫)、トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』上・下(ちくま学芸文庫)など。