1946年、北海道に生まれる。同志社大学大学院博士課程修了。ドイツ、ハイデルベルク大学、ボン大学に留学。ミュンヘン大学、トリアー大学にて客員研究。東北学院大学教授、日本カント協会役員を歴任。哲学博士(Dr.phil.)。専門はカントを中心とする近世ヨーロッパ哲学。国際学会での学術講演や研究雑誌への寄稿など、海外におけるカント哲学研究の最前線で活躍。著書に"Kants Denken von einem Dritten"(ドイツにて刊)、『カントはこう考えた』『そば打ちの哲学』(以上、筑摩書房)、『カント 第三の思考』『良心論――その哲学的試み』(名古屋大学出版会)などがある。2013年2月没。