平岡 正明(ひらおか・まさあき):1941年東京生まれ。作家、評論家。60年安保闘争以後、政治結社「犯罪者同盟」を設立、その理論武装書『犯罪あるいは革命に関する諸章』を著す。67年に『ジャズ宣言』でジャズ批評家として衝撃デビュー。全共闘運動の渦中、ノンセクトラディカル派のカリスマ的存在として絶大な思想的影響力をおよぼす。70年代後半には芸能論『山口百恵は菩薩である』がベストセラーに。以後、政治・文学・芸能(ジャズ、映画、歌謡曲)など思想・文化全域を批評対象として位置づけ、独自の民衆史観的視点から鋭い問題提起を発しつづけた。生前の著書は120冊を超える。2009年没。

平岡正明

の本

これから「大人」になる人たちへ