猪木 武徳(いのき・たけのり):1945年生まれ。経済学者。京都大学経済学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部長を経て、2002年より国際日本文化研究センター教授。2008年、同所長。日本学術会議会員。2007年から2008年まで、日本経済学会会長も務めた。2012年3月末を以て、日文研所長を退任、同名誉教授。主な著書に、『経済思想』(岩波書店、1987年、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞)、『自由と秩序』(中公叢書、2001年、読売・吉野作造賞)、『文芸にあらわれた日本の近代』(有斐閣、2004年、桑原武夫学芸賞)、『戦後世界経済史』(中公新書、2009年)などがある。