野溝 七生子(のみぞ・なおこ):1897年、兵庫県生まれ。懸賞小説応募作の『山梔』は新聞連載後、1926年に刊行。さらに北原白秋主宰『近代風景』や長谷川時雨主催『女人藝術』などに作品を発表する。作家活動の傍ら東洋大学で教鞭をとり、森鴎外に関する論考を多数執筆した。他の著作に『女獣心理』(講談社文芸文庫)、『南天屋敷』(角川書店)、『暖炉 野溝七生子短篇全集』『アルスのノート』『眉輪』(展望社)などがある。1987年没。

野溝七生子

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