筑摩叢書314 私本ヴァレリー

「ヴァレリーのおかげでやさしいものはだんだん詰らなく思われるようになった」著者の、『カイエ』をめぐる対話篇を含む35年間にわたる文章をはじめて一冊に集成。

筑摩叢書314 私本ヴァレリー
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0098
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/09/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:282
  • ISBN:4-480-01314-8
  • JANコード:9784480013149

この本の内容

「ヴァレリーのおかげでやさしいものは段々詰らなく思われるようになった」著者の、35年間にわたる文章をはじめて1冊に集成。先達の故人を相手に『カイエ』におけるヴァレリーを縦横に論じて作家論に新たな地平を開いた対話篇(『カイエ篇』月報連載)に更なる加筆をほどこして収録。

この本の目次

ヴァレリーとともに
ヴァレリーの文明批評
ヴァレリーにおける哲学
ヴァレリーのダ・ヴィンチ論
ヴァレリーの手紙
講演・その頃のヴァレリー受容―小林秀雄氏の死去の折に3
『25時』と『1984年』、あるいはわがヴァレリー
ニヒリズムの周辺
言葉とは…
コンセプシオン
言いわけの長文句
ヴァレリー全集『カイエ篇』刊行を前に―故佐藤正彰に代って
訳出後語―『カイエについて』
訳後の対話―『言語/哲学』
訳後の対話の第2―『科学』
訳後の対話の第3―『詩篇及びPPA』
訳後の最後の対話―『歴史‐政治』
ポール・ヴァレリー
A・チボーデ『ポール・ヴァレリー』
日本近代文学とヴァレリー

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