筑摩叢書361 影絵の世界

ロシア文学に心酔し、コミュニズムへの親近のために検挙投獄された著者の、青春期の政治と文学の日々。〈脳髄の解剖学〉としての埴谷文学の原点。解説 島田雅彦

筑摩叢書361 影絵の世界
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,922円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1992/02/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:232
  • ISBN:4-480-01361-X
  • JANコード:9784480013613

この本の内容

ドストエフスキーやゴーゴリなどの十九世紀ロシア文学にのめりこんで、魂の泥酔から二日酔いまでを味わいつくし、青年期のニヒリズム・アナキズムとコンミュニズムへの親近のために検挙投獄された著者の、終戦に至るまでの半生の記録。

この本の目次

魂の同質性
ロシア的雰囲気
オブローモフとペチョーリンとムィシュキンと〈主義者〉
ニヒリズムの容器
反抗の〈夜〉と〈昼〉アナキズムとコンミュニズム
〈政治への没入〉の時代
灰色の壁
さかさまになった夜と昼―無職業の時代
戦争のなかの顔
検挙と数冊の本

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