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筑摩選書

現代思想のコミュニケーション的転回

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01513-6

Cコード

0310

整理番号

11

2011/01/13

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

「超越論的転回」から「言語的転回」「解釈学的転回」を経て、現代思想はついに「コミュニケーション的転回」に至った。「わたし」から「みんな」へ、「モノ」から「コミュニケーション」へ、と移り変わってきた思想の流れを整理し、いま現代思想が現実社会に対して何ができるのかを提示する。新しい時代の「正義」「価値」を考えるための「使える」一冊。

目次

第1章 全体の見取り図
第2章 私たちが直面している問題はどのようなものか
第3章 コミュニケーション的転回の哲学的基礎
第4章 現代思想のコミュニケーション的転回
第5章 コミュニケーション的転回の意義
第6章 現代コミュニケーション論概観
第7章 コミュニケーション的転回の問題点
付録 四つの転回を読むためのブックガイド

著作者プロフィール

高田明典

( たかだ・あきのり )

1961年生まれ。フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科教授。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻電子通信工学専門分野博士後期課程単位取得満期退学。茨城大学教育学部非常勤講師(文化記号論)。芸術科学会会員。日本心理学会会員。情報処理学会会員。IEEE会員。著書に、『世界をよくする現代思想入門』(ちくま新書)、『難解な本を読む技術』(光文社新書)、『知った気でいるあなたのための構造主義方法論入門』、『知った気でいるあなたのためのポストモダン再入門』(以上、夏目書房)、『物語構造分析の理論と技法』(大学教育出版)など。

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