loading...

筑摩選書

マルクスを読みなおす

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01610-2

Cコード

0330

整理番号

103

2014/11/12

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

一九世紀、勃興する資本主義とその帰趨について類例のない分析を行ったカール・マルクス。冷戦終結後、世界経済の激動と貧富の差の拡大により、再びこの巨人への関心が高まっている。だが実際のところ、彼の思想は今どこまで有効なのか。著者は『資本論』をはじめとする代表的著作から、マルクスの誤解や夢想を突きとめ、今日的意味を取り出していく。正確な時代把握と読解から思想家像を描きなおす意欲作。

目次

第1章 マルクスの生きた時代(時代の産物
旧体制フランス、改革に失敗す ほか)
第2章 一八四八年の危機と『コミュニスト宣言』(「コミュニズム」とは何か
マルクスの挑発 ほか)
第3章 亡命と挫折、そして『資本論』の誕生(ロンドンでの窮乏生活
最高傑作『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』 ほか)
第4章 マルクスの誤解、スミスの嘘(マルクスの資本主義観
アダム・スミスの「革命性」 ほか)
第5章 今日、マルクスを読む意味はあるのか(『資本論』第一巻の刊行と反響
ロシアで読み継がれた理由 ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「筑摩選書」でいま人気の本

いま話題の本