筑摩選書
日本と西欧の五〇〇年史
西尾幹二
著
loading...
明治・大正期、そして昭和戦前・戦中期のベストセラー本を全て紹介。福澤諭吉『西洋事情』やスマイルズ『西国立志編』に始まる近代日本のベストセラーの歩みは、明治期に出版社‐取次‐小売の体制が整い、大正期に再販制が導入されると、昭和初年には円本ブームという革命的変化を迎えるが、やがて戦争と出版統制で停滞を余儀なくされていく。出版界の発展と、個々の本が売れた時代の背景をあまさず描く、壮大な日本文化史。
1 明治期(近代出版の成立とベストセラーの登場―明治期1
ベストセラーの多様化―明治期2
個性的な版元と話題作―明治期3)
2 大正期(再販制の導入と哲学・修練書の時代―大正期1
社会変動と震災のなかで―大正期2)
3 昭和戦前・戦中期(円本旋風と昭和初期のベストセラー―昭和戦前・戦中期1
非常時日本(昭和六?一一年)のベストセラー―昭和戦前・戦中期2
戦時日本(昭和一二?二〇年)・出版統制下の時代―昭和戦前・戦中期3)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。