筑摩選書
日本と西欧の五〇〇年史
西尾幹二
著
loading...
1997年より続く出版不況の中、逆に売上を伸ばしている児童書市場。なぜ「子どもの本」は売れるのか。気鋭のライターが豊富な資料と綿密な取材で解き明かす!
第1章 子どもの読書環境はいかに形成されてきたか
一九四〇年代 ー 七〇年代 戦後児童文学と学年誌が黄金時代を迎えるまで
一九八〇年代 ー 九〇年代 サブカルチャーの隆盛と児童書冬の時代
二〇〇〇年代 ー 二〇一〇年代 教育観の変化と国ぐるみの読書推進
第2章 あの雑誌はなぜ売れているのか
「コロコロコミック」と「少年ジャンプ」―相互影響と棲み分けまでの歴史
「ちゃお」が「りぼん」「なかよし」を抜いた理由
“JSのバイブル”まいた菜穂『12歳。』は何を描いてきたのか
第3章 ヒットの背景―幼児 ー 小学生編
おしりたんてい論―推理が理解できない未就学児 ー 低学年も楽しめるミステリーとは?
ヨシタケシンスケの絵本はなぜ絵本なのに小学校高学年にも読まれるのか
お菓子づくりと本の楽しさを親子そろって味わえる『ルルとララ』
他
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。