loading...

筑摩選書

保守思想とは何だろうか

——保守的自由主義の系譜

ヒューム、諭吉、ナイトという三つの偉大な知性が、近代の黎明期に見出した共通の主題「保守的自由主義」を抽出。保守思想と自由主義の相克を超える道筋をさぐる。

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01711-6

Cコード

0310

整理番号

201

2020/12/15

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

ヒューム、諭吉、ナイトという三つの偉大な知性が、近代の黎明期に見出した共通の主題「保守的自由主義」を抽出。保守思想と自由主義の相克を超える道筋をさぐる。

目次

はじめに 保守思想とは?保守的自由主義とは?

第1部 健全な懐疑主義
ヒュームと健全な懐疑主義
福澤諭吉と健全な懐疑主義
フランク・ナイトと健全な懐疑主義

第2部 法の支配
ヒュームと権力平均としての法の支配の観念
福澤諭吉における法の支配と権力平均の主義
ナイトの法の支配とゲームのルールの観念

第3部 政治的知性
政治的知性の観念
ヒュームと政治的知性の観念
福澤諭吉と政治的知性(公智)について
ナイトの政治的知性の観念について

おわりに 法の支配と政治的知性と市民の倫理的知性

著作者プロフィール

桂木隆夫

( かつらぎ・たかお )

1951年生まれ。法哲学および公共哲学専攻。学習院大学教授。日本法哲学会理事。主な著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』(木鐸社)、『市場経済の哲学』(創文社)、『自由とはなんだろう』(朝日新聞社)、『ことばと共生』(三元社)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「筑摩選書」でいま人気の本

いま話題の本