社会問題とは何か ─なぜ、どのように生じ、なくなるのか?

ジョエル・ベスト 著 , 赤川 学 監訳

組織犯罪、あおり運転といった社会問題が人々に認識され、展開し、収束する過程を6段階に分けて考えることを提唱。社会問題を考えたい人にとり最適の入門書!

社会問題とは何か ─なぜ、どのように生じ、なくなるのか?
  • シリーズ:
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0336
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2020/11/16
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-01718-5
  • JANコード:9784480017185
赤川 学
赤川 学

アカガワ マナブ

赤川 学(あかがわ・まなぶ):1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は社会問題の社会学、歴史社会学、セクシュアリティ研究、人口減少社会論。著書に『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書)、『なぜオナニーはうしろめたいのか』(星海社新書)など多数。

この本の内容

人種差別や犯罪、気候変動や性差別…。いかなる社会問題も、元から存在したのではない。「これは問題だ!」と声を上げる人が現れ、それに同意する人が出てくることで、初めて問題化されてゆく。こうした観点から、社会問題はなぜ、いかにして生じ、やがてなくなるのかを、六つの段階に分けて解説。日本の人文社会科学に多大な影響を与えた構築主義をリードしてきた社会学者による、決定的入門書。社会問題をきちんと考えたい人、批判的思考を身につけたい人、そして実践家にとって必読の書である。

この本の目次

社会問題過程
クレイム
クレイム申し立て者としての活動家
クレイム申し立て者としての専門家
メディアとクレイム
大衆の反応
政策形成
社会問題ワーク
政策の影響
時空をかけるクレイム

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