loading...
内容紹介
『小公女』のミンチン先生といえば、冷たく醜い悪役。そんな偏見にも負けず、女教師たちは高度な女子教育を大英帝国に広めていった。大冒険の光と影を描く。
目次
第1章 ミドルクラス女子の生きる道―『ジェイン・エア』と『小公女』(『ジェイン・エア』―女教師とガヴァネス、どちらがましか
『小公女』―ミンチン女学院校長の苦悩)
第2章 帝国の女教師―直轄植民地インドと自治領カナダ(インド―「文明化の使命」の行使先
白人定住地域へ―女校長協会の活躍 ほか)
第3章 バッシング―戦後の混乱のはけ口(反動のはじまり―女子中等教育の完成期
敵視される女教師たち―ドロシー・セイヤーズ『学寮祭の夜』)
第4章 新天地を求めて―アフリカ、西インド植民地のイギリス型女子教育(アフリカ支配地域―女校長協会の植民地進出
ジャマイカ―肌の色と女子教育 ほか)
第5章 「ブラック女教師」の誕生―植民地教育を受けた子どもたちの来英(ウィンドラッシュ世代―「必要とされてやってきた人々」の苦闘
ベヴァリー・ブライアン―知られざる「ブラック女教師」の物語)
寄せられたコメント
時には物語に侵入し、時には差別と闘い、時には植民地に飛ぶ。「わきまえない女」の原点はここにあったのか!
──
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
- [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
- (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
- ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
- ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。
「筑摩選書」でいま人気の本
心も身体もおつかれぎみのあなたへ
単行本

その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。
─古代ローマの大賢人の教え
山本貴光
著
吉川浩満
著
単行本

人間関係を半分降りる
─気楽なつながりの作り方
鶴見済
著
単行本

鼻のせいかもしれません
─親子で読む鼻と発育の意外な関係
黄川田徹
著
ヨシタケシンスケ
絵
ちくま新書

聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人
著
ちくまプリマー新書

レジリエンス入門
─折れない心のつくり方
内田和俊
著
ちくまプリマー新書

自分をたいせつにする本
服部みれい
著
ちくま文庫

絶望図書館
─立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語
頭木弘樹
編
ちくま文庫

包帯クラブ
天童荒太
著
ちくま学芸文庫

人間の条件
ハンナ・アレント
著
志水速雄
訳
ちくま学芸文庫

他者といる技法
─コミュニケーションの社会学
奥村隆
著