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筑摩選書

金正恩の革命思想

——北朝鮮における指導理念の変遷

北朝鮮が掲げる金正恩の革命思想とは何か。二〇一一年以来の金正恩時代における、指導理念の変遷を通史的に考察。北朝鮮ウォッチャーの第一人者による最新研究。

定価

2,090

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01793-2

Cコード

0331

整理番号

274

2024/02/14

判型

四六判

ページ数

352

解説

内容紹介

北朝鮮が掲げる金正恩の革命思想とは何か。二〇一一年以来の金正恩時代における、指導理念の変遷を通史的に考察。北朝鮮ウォッチャーの第一人者による最新研究。

目次

第1章 金正日総書記の死と金正恩時代のスタート
第2章 金日成・金正日主義
第3章 独自的な指導理念の模索
第4章 人民大衆第一主義の芽生え
第5章 「十大原則」の改編
第6章 第七回党大会
第7章 人民大衆第一主義
第8章 わが国家第一主義
第9章 米朝首脳会談決裂と「正面突破戦」
第10章 コロナ禍と「自力更生」―社会主義への回帰
第11章 第八回党大会と党規約改正
第12章 「人民的首領」への道と「金正恩革命思想」の登場
第13章 「農村革命綱領」=「新農村テーゼ」の提唱
第14章 「わが国家第一主義」の統治理論化
第15章 「金日成・金正日主義」の継承・深化・発展
終章 金正恩の指導理念を振り返る

著作者プロフィール

平井久志

( ひらい・ひさし )

平井 久志(ひらい・ひさし):1952年香川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年定年退社。現在、共同通信客員論説委員。著書『ソウル打令――反日と嫌韓の谷間で』(徳間文庫、1998年)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか――金正日破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書、2010年)、『北朝鮮の指導体制と後継――金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫、2011年)、『朝鮮半島 危機から対話へ』(共著、岩波書店、2018年)、『激動の朝鮮半島を読みとく』(共著、慶應義塾大学出版会、2023年)など。

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