筑摩選書
日本と西欧の五〇〇年史
西尾幹二
著
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中国はかつて訴訟を助ける訟師(しょうし)が跋扈する訴訟だらけの「健訟」社会だった。宋代から清末にかけて暗躍し、蛇蝎の如く嫌われた訟師の実態を描き出す。
序章 訟師というカギ
第1章 悪訟師のイメージ
第2章 訟師有用論
第3章 伝統中国の訴訟制度
第4章 訴状への虚偽と誣告の書きこみ
第5章 私代書の容認から処罰へ
第6章 積慣の訟棍
第7章 名士と犯罪者のあいだ
第8章 北京への直訴
第9章 世界史のなかの訟師
第10章 江戸との相違
第11章 訟師自身による訟師観
第12章 訟師の終焉
終章 現代中国の訴訟制限
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