戦場のカント ─加害の自覚と永遠平和

石川 求

加害の自覚とは何か――。撫順戦犯管理所やアウシュヴィッツ収容所が人々に刻んだ体験は、人が人を赦すことの意味を峻烈に問う。人間の根底に迫った哲学的考察。

戦場のカント ─加害の自覚と永遠平和
  • シリーズ:
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0310
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2024/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-01800-7
  • JANコード:9784480018007
石川 求
石川 求

イシカワ モトム

石川 求(いしかわ・もとむ):1958年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。東京都立大学名誉教授。博士(文学)。専門分野はドイツ近現代哲学。著書に『カントと無限判断の世界』(法政大学出版局、和辻哲郎文化賞受賞)、『世界市民の哲学』(共編、晃洋書房)、エルンスト・トゥーゲントハット&ウルズラ・ヴォルフ『論理哲学入門』(共訳、ちくま学芸文庫)ほか。

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