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定価

662

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02172-4

Cコード

0115

整理番号

-8-1

1987/10/27

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

「公案とは、禅の修行者の心根を練磨するために課せられる一種の試験問題である。一人の単なる私案でなく祖師の定めた公案には禅思想の深い要諦がこめられている…」鈴木大拙師に導かれつつ、20数年にわたる参禅体験と禅学研鑽をつんだ著者が、初めて実際の“公案”を用いて解く禅思想の神髄。巻頭に坐禅の仕方と公案体系について懇切な解説を付し、また巻末には禾山老師の室内公案体系を活字化し、初めて公開する。

目次

第1部 参禅入門(祖師禅と公案
坐禅の仕方
相見・独参・入室
公案体系
廓庵禅師『十牛図』)
第2部 公案33則(仏道とは自己を習うなり
無位の真人を見る
木犀の香を聞くや
祖師禅と如来禅
危機に処する道
病中の工夫
禅と実存的真理
雲門の言句の妙
日日是れ好日
見地の深浅ということ ほか)

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